MEDIC FIRST AID®について
MFAはMEDIC FIRST AID®という応急手当講習プログラムの略称です。 MEDIC FIRST AID®(略称MFA)はMEDIC FIRST AID International,Inc.(米国オレゴン州)が開発し、ファーストエイド(救急法)とCPR(心肺蘇生法)を同時に習得できる国際的な講習プログラムのことです。メディック・ファーストエイド®は国際的コンセンサスを得ている医学ガイドラインに沿って独自に開発した応急手当プログラムであり、その名称は商標登録されています。1977年に米国で誕生し、その画期的なコンセプトと受講者志向の指導方法で、現在では世界140カ国以上で普及し、年間50万人以上が受講しています。日本に初めて導入されたのは1988年。2年の準備期間の後にEMP JAPAN<現MFA JAPAN>として講習活動を開始したのは1991年1月ですが、以来、この分野に新しい風を送り続けて、近年のAEDの普及と共に日本での受講者数は急激に増加しております。日本で発行される修了カードは英語圏でも通用するように日本語と英語の両方で記載されています。
講習プログラムについて
MFAはメディック・ファースト・エイド®の略称です。MFAは救急医療の先進国、アメリカで25年以上も前に誕生した一般市民レベルの応急救護の手当の訓練プログラムであり、そのソフト(ノウハウ)とハード(教材などの伝達媒体)は数年ごとに最新の医学的、そして教育学的情報を盛り込んでアップデートを続けています。
ビデオ教材とスキル練習のサンドイッチ方式で「見る、聞く、実行する、話す、感じる」という独特の成人教育手法を組み込んだ系統立てたアプローチ法を採用し、伝統的に膨大な時間をかけて別々に教えられていた救急法や蘇生法の両方を1つのコースに組み込んで、短時間で効果的に訓練できるように致しました。
教える内容も、ただ単に手当のテクニックを練習させるだけではありません。救助前の安全確認や感染予防から手当後の心のケアまで、傷病者だけではなく救助者の安全や心理的な側面までカバーしています。また、筆記試験を排除したストレスの低い学習環境を提供し、肯定的な指導方法で「積極的な救助者」を養成しています。また、できるだけリアルなシーンを提供するビデオは、受講者が実際の救急現場のケガや血液などに対する心の準備を整え、実際の救護の現場でも、受講者の実力が十分発揮できるように考えられています。
受講者からの典型的なコメントは、「分かりやすく整理されている」「親切な教え方」「マインドの部分までカバーしてあり、安心できる」「練習量が多いので自然に身に付く」「真面目なことを楽しみながら習得できる」「これからは積極的に救助の手をさしのべられる」「時間がとても短く感じられた」等々と、MFAプログラムの優秀性は受講者の高い評価によって裏打ちされています。

現在ではその画期的にして卓越した教育内容と有効性により、国連関連組織・世界安全機構(WSO)をはじめ、アメリカ沿岸警備隊(日本の海上保安庁にあたる)やカナダ・ロイヤル・ライフセービング協会、ガールスカウトUSA、DAN JAPAN(財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会)など、様々な公的機関や団体の多くから公認され、7カ国に設置された国際サービス・オフィスを通して世界中に普及しています。
自ら蘇生した経験を持つ代表が使命感をもって取り組んでいるMFA JAPANは、応急手当て教育の先進諸国の知恵と経験を日本に導入することで、社会全体への貢献と啓蒙を目指しています。住む国や人種は違っても健康上のトラブルの対処法は基本的に同じだからです。
<<コースの種類>>
- 全年齢層のケアプラス™プログラム・・・全年齢層のためのCPRとAEDコース)
- 小児プログラム(チャイルドケアプラス™コース)・・・小児・乳児・成人のCPR、AEDとその応急手当
消防や日赤との違い
基本的には、どの団体のCPRやAEDの講習も、国際的なガイドラインに準拠して提供されていますが、団体のカラーというものはあるかも知れません。また、コースに含まれている講習項目や所要時間、教え方も異なります。
MFAプログラムでは、救急の現場を再現したビデオで現実的なスキルの使い方を見て頂きます。それからインストラクターのデモンストレーションでスキルの細部を見ながら練習し、実際の緊急事態を想定したシナリオによるロールプレイングで現実に即した救助者を育てます。教材やスキル実習の方法に工夫がなされているので、見る、聞く、実行する、話す、感じる、といった感覚をフルに活用して、習得を楽しんで頂けます。
また、MFAプログラムは民間組織によるプログラムなので有料講習になることも違いの一つですが、少人数で訓練用器材を活用し、密度の高い実習で受講者の満足と自信が深まります。料金はインストラクターやトレーニングセンターによって異なります。
メディックファーストエイド®訓練プログラムの主な情報源は:
- 2005 American Heart Association Guidelines for CPR and Emergency Cardiovascular Care; 2005;112(suppl IV),(2005年版米国心臓協会のCPRと緊急心臓血管手当てのガイドライン)
- 2005 International Consensus on Cardiopulmonary Resusciation and Emergency Cardiovascular Care Science with Treatment Recommendations, International Liaison Committee on Resuscitation, Resuscitation, Nov./Dec. 2005, Vol.67, Nos.2-3.(ILCORの2005年版国際CoSTR)
- ASTM Standard F2171-02: Defining the Performance of First Aid Providers in Occupational Settings; 2002; ASTM International. (米国材料試験協会の「職場の応急手当てプロバイダーのパフォーマンスの定義」)
- National Standard Curriculum for Bystander Care, 1992; National Highway Traffic Safety Administration, U.S. Dept. of Transportation. (米国運輸省全米高速道路交通安全管理局が発行している「バイスタンダー・ケアの全国標準カリキュラム」)
企業内で安全面の管理責任者をされている方、お子様をお持ちの保護者の方、お子様に携わる教育、スポーツ関係者の方には特に講習をお勧めしております。
MEDIC FIRST AID®(略称MFA)の名称とロゴマークはMEDIC FIRST AID International, Inc.の登録商標です。
